MEETING REPORT Sept. 29th, 2021

TITMC Meeting Report #384

4月始まりの会社は期末まであと1日、という日でしたが、2人のゲストさんが参加してくださいました。

少しイレギュラーなスケジュールで、前半が英語スピーチ×1、日本語スピーチ×1、後半が「Moments of Truth/ 真実の瞬間」という教育セッションとなっています。

TMOE(司会)はいつもスピーチやメールに暖かいコメントをくださるTM M.A.さん。

今夜の言葉はTM K.K.さんのご担当で、期末間近ということで「折り返し地点/Half way point」です。

<前半/First session>

■English Speech #1 delivered by TM G.F.

Title: What a wonderFall World!

The speech was also irregular. The speaker must serve as a table topic master and make comments to each table topic speaker.

At the outset, he showed a slide with beautiful autumn pictures.

He said he liked fall the best of all seasons. Me too, TM G.F.

He went on, “Fall is the best season to eat, do sports and travel.”

The First Question: If you can travel to a perfect place, what kind of place it is?

TM G.F. chose TM J.S.

TM J.S. answered that Hawaii was his ideal choice. He had been there more than 20 years ago and enjoyed the stay. He said, “Maybe some things changed with covid-19 but I wish I could be there, relaxed on a beech chair with cocktail.”

Hmm sounds like a plan!

TM G.F. said, “that’s a nice answer, but you sound you like summer better than fall.”

TM G.F. continued his speech, “Fall is a good season to read.” You can immerse yourself in reading and live another life.

The Second Question: If you could be a hero, which one would you choose?

This time, one of the guests was chosen! He looked a bit surprised.

Yup, that happens sometimes in our meetings.

He said he wanted to be Flush since he could do the researches and studies much faster than he was.

TM G.F. showed his appreciation to him and said, “the answer tells us that he’s sober and punctual.”

Ya, I thought I would be a wizard and let the magic do all the house chores :p

TM G.F. wanted to go on to the third question, however, he ran out of time.

Then he showed the last slide with mouth-watering pictures.

The most important topic, it’s time to eat autumn gourmet foods! That was vexing the time was up.

■日本語スピーチ#1 TM N.K.

タイトル:私の原点

「皆さん、パソコン、持ってますか?」という問いから始まったスピーチ。

2本目のスピーチでは、ベテラントーストマスター会員かつベテランプログラマーのTM N.K.が、ご自身のパソコンとの出会いについてスピーチされました。

何とTM N.K.さんはパソコンを使い始めて40周年だそうです。

スライドにはパソコンより前の、見慣れないガジェットの写真が次々に映し出されます。

1981年、チラシで見たパソコンに惹かれたTM N.K.

今と比べて大変高価だったため、パソコンを持っている人が殆どいませんでした。

ですが、ラッキーなことに近所に当時珍しいパソコン教室があり、隣の電気屋さんが趣味でパソコンを扱っていました。そのため、週末は朝から晩までパソコン漬けの日々を過ごしました。

自分ではパソコンを持てないパソコンオタクはナイコン族と呼ばれていたそうですw

ちょうどメンバーのTM N.H.さんのパソコンが壊れてしまい、「私もナイコン族になりましたー」とコメントが入り、参加者の笑いを誘いました。(パソコン直ってるといいのですが)

パソコンをいじるといっても、今のようにインターネットですぐ調べることができなかったため、試行錯誤して解決策を見出す力が身に付いた、とのことです。

正にプログラミング(勝手なイメージ)ですね。初心者はエラーばっか出て嫌になるんですよ・・。

また、こういった、試行錯誤でレベルアップしていく感じはトーストマスターズに通じるものもあるのでは?とのこと。

困ったこととしては、試行錯誤の結果のため、人に伝えづらい、最新技術についていけない、

ということがあるそうです。

何れにしても、出会って40年経った今でも仕事にしている、まさに運命!?な

TM N.K.の原点に触れたスピーチでした。

■Evaluation to the English speech

TM M.T. explained the objectives of the speech and showed 3 great points and one suggestion.

[Good Points]

  1. Technics to expand the conversation

Not only the friendly comments, but also the gestures and facial expressions were effectively used to communicate with the table topic speakers.

  • Comments

The speaker showed respect and appreciation to each table topic speaker.

He summarized the answers with caching phrases.

  • Selection of topis

The topic was appropriate.

The fall has arrived and all the audience are willing to enjoy the season.

[Suggestion]

One suggestion was to make more eye-contact.

■日本語スピーチに対する論評

TM J.S. は3つ良かった点、2つの提案を挙げました。

[良かった点]

  • 構成

最初の質問で聴衆に「なんだろう?」と思わせ⇒自信のパソコンライフをテレビ番組ファミリーヒストリーのように振り返る⇒最後に学んだことを示してまとめる

わかりやすくて、トーストマスターズとのつながりも示されていてよかった。

  • 内容

パソコン愛にあふれた、試行錯誤していたことが伝わる内容だった。

  • ビジュアルエイド

わかりやすくて説得力のあるスライドだった。

[提案]

  • 背景

スライドの一部がスピーカー自身と重なっており、見づらい場合があった。

自分の動きも考慮してスライドやアニメーションと組み合わせると良いと思う。

  • 時間

今回のスピーチでは大幅に時間を過ぎてしまっていた。

今回はフィードバックをもらって次に生かすことが目的なので、次回に生かしてください。

■総合論評/General Evaluation

TM M.Y. explained the role to the guests. General Evaluator evaluates the evaluators and the meeting as a whole.

□Evaluation to TM T.M.

 He clarified the structure of the evaluation and analyzed the speech deeply by showing examples from the speech. He evaluated with various aspects and it’s helpful for the speaker.

□TM J.S.への論評

TM Sさんも、最初に論評の構成を示していました。

論評の中で「愛のあるスピーチ」など、豊かな表現が見られました。

今回時間超過となってしまいましたが、「次に生かす」という前向きなコメントをされていたことも素晴らしいと思います。

□例会全体について   

  TMOEが周到に準備しており、時間の管理が徹底していました。

  各役割説明が自分の言葉で実施されていたこともよかったと思います。

ゲストのお二人からは「楽しい時間だった」「また参加したい」と暖かいコメントをいただきました。

<後半/Second session>

後半はワークショップ「真実の瞬間/ Moments of Truth」です。

年に1回、会員が自分たちのクラブについて見直し、クラブは会員やゲストからみて満足いくレベルにあるか?を考えます。

そしてクラブの良い点、改善点を見つけ、改善を図っていきます。

教育担当副会長のTM N.H.が担当されました。ご自身のパソコンが故障する、Zoomの操作がうまくいかない、といった数々の困難をTMOEやメンバーとの連携で乗り切りました。

ワークショップは最初に意義を丁寧に振り返り、質問シートでセルフチェックをし、チーム内で議論、その後、各グループ発表という流れ。

話し合いの結果、当グループの長所、短所が浮かび上がってきました。

◎第一印象から入会まで

 ゲストからは「暖かくフレンドリーな雰囲気」というフィードバックが多く、入会式等もルール通りに実施しているため概ね問題ない。

 一方でゲストの方への勧誘は殆どしておらず、良かったらまたどーぞー、といった感じなので、やる気満々なことがわかっていれば、もっと積極的に「2回目から入会していただけます」といった情報も提供するとよいのではないか。

 オンラインだと教育プログラムの説明がしにくいため、カリキュラムの全体像をわかりやすく伝えらるとよい。

 入会後はプログラムの消化が目的になってしまっている印象があり、メンターがフォローするなど、もっと会員のニーズを尊重した活動がきるとよい。

◎通常の活動、仲間意識

 例会は事前によく準備され、メンバーが真面目に取り組んでいる。

 クラブ内の人間関係は良好。

 一方で他のクラブとの交流が少なく、内向きな傾向がある。コンテストへの参加率が低い。そのため、他のクラブの例会に参加して学んでいく姿勢が大事

◎会員の維持、達成認証

 ホームページくらいで、外部に対するアピールが足りていないので、比較的手軽なTwitterを始めてみてはどうか。

 クラブ創設後暫くは定期的な会員募集期間を定め、様々なイベントや施策を実施していたので、復活させてみてもいいかもしれない。

 達成度の認証については殆ど実施されていないため、メンバーの進捗一覧を公開するほうがよい。

VPE のTM N.H.が以下のようにまとめてくださいました。

当クラブは、クラブ内の仲間意識や例会運営は問題なくできている。

一方、クラブ外に対しては交流やアピールが足りていない。

クラブ内に対しては、教育プログラム全体像の共有、メンバー一人一人の目標に合わせた活動や、達成度の共有を実施していくとよりよくなるのではないか。

■投票/Voting

※残念ながらTM N.K.は時間超過により投票の対象にはなりませんでした。

Best Speaker: TM G.F.

Best Evaluator: TM J.S.

おめでとうございます!

期末直前でもしっかりばっちり事前準備がされており、内容盛沢山の例会でした~!

文責:R.T.