その他、東京インターナショナルトーストマスターズクラブについて

他にもたくさんのトーストマスターズクラブがあるようですが、どのような関係なのでしょうか?
全国には、多くのトーストマスターズクラブがあり、英語、日本語、バイリンガル(日英)クラブなど多様なクラブが存在します。それぞれ、異なるメンバーによって運営され、様々な時間、場所で例会が開催されています。
各トーストマスターズクラブのプログラムは、基本的には同じです。つまり、準備スピーチと論評、テーブルトピックスが例会で行われ、共通のマニュアルを使っています。ただし、使用言語(日本語、日英、英語)、雰囲気などはクラブによって異なり、独自の役割やイベントがあるクラブもあります。
トーストマスターズは自分が続けられる環境で始めるのが何よりです。一番おすすめなのは、自分の都合(時間帯、曜日、場所)に合ったクラブ、そして実際に見学してみて、雰囲気が気に入ったクラブを選ばれることです。
なお、一度どこかのクラブに入った後は、他のほとんどのクラブの例会にも原則自由にゲストとして参加できます。 基本的に、役割はそのクラブの会員が優先ですが、人数の少ないクラブではゲスト参加した他のクラブの会員にも役が回ってきたり、テーブルトピックスが当たったりすることもあります。 また、複数のクラブが集まって、合同例会やコンテストを開くこともあります。 つまりトーストマスターズでは、一つのクラブに入ると自分の参加意欲次第でスピーチの機会も、人の輪も限りなく広がっていきます!

たまに「チャーター」という言葉を聞くのですが、それはどういう意味ですか?
トーストマスターズクラブが、正式に「トーストマスターズクラブ」として認められることです。トーストマスターズは世界的な教育機関で、本部(「国際本部」「トーストマスターズ・インターナショナル」)がアメリカのカリフォルニア州に存在します。 トーストマスターズクラブとしての全ての活動を行うためにはその国際本部から、「このクラブはトーストマスターズ・インターナショナルに属するクラブです」と認可を受ける必要があります。
「認可を受ける」ということは、会社の上場と同じように、規定があります。 条件は、会員20名が集まり、所定の会費を国際本部に納めることが必要です(この額は、会費の中に含まれています)。 20名集まった時点で、チャーターの申請を行うことができますが、この申請時の会員を「チャーター・メンバー」と呼びます。 いわば創業メンバーのようなものです。
チャータークラブの会員はコンテストへの出場、スピーチプロジェクト修了の正式認定など、多くのメリットを享受できます。 また、クラブが新しいメンバーを迎えると新しい風が吹き、新しい個性、アイディアから学ぶものも多いことでしょう。 より多くの人数で例会を行うことで、より変化に富んだ楽しい例会を行うこともできます。つまりは、チャーターを目指すことによって、より楽しく、より学びの多いクラブに自然となっていく、というわけです。