MEETING REPORT Aug 26th, 2020

【第354回例会レポート (2020年8月26日(水)19:00~21:00)】

日本語の部

今回もコロナ禍の状況なので、Zoomでのオンラインと我々のホームである大井町の「きゅりあん」双方のハイブリット式で例会が行われました。今回も何名かのゲストも参加され、定刻通りにスタートしたかったのですが、ハイブリッド方式ということで、Zoomと例会場を双方でオンラインにアクセスする必要があり、テクニカルな部分で想定外のトラブルが起き、15分遅れでスタートしました。

TMOEはいつも優しく我々東京インタークラブの仲間達を見守って頂いているベテランのK.Sさん、トラブルが序盤発生しましたが、そこは落ち着いて気の利いた洒落で場を盛り上げて頂きました。

まずは私T.Hから今夜の言葉で「さすらう」を紹介、「当てなどなくさまよい(旅して)歩く」という意味で、コロナ禍で自由に身動きが出来ない状況でさまよっている様子、ならびに早くゆっくり放浪でもしたいという気持ちもあり、この言葉を選択しました。

役割紹介は、計時係:N.Kさん、集計係:K.Kさん、GRACO:N.Hさん、例会レポート係:T.H 各自が担当の説明をしました。

日本語の準備スピーチ
T.Mさん
Pathways “Innovative Planning”
Level 4 気難しい聴衆の管理。
タイトル:「白馬に乗った王子様」スピーチ時間:10~15分
目的:このプロジェクトの目的は、会員がトーストマスターズクラブ外でプレゼンテーションを行う際に、聴衆による課題に対応するために必要なスキルを演習する事です。

会場ならびにオンラインから、事前にT.Mさんの演習のためのお手伝いの“邪魔者”を演じて頂きました。今回はオンライン特有の課題の要素も入れ“邪魔”が入りましたが、そこはT.Mさんが見事に交わし、スピーチする事が出来ました。
スピーチ内容は、独身女性向けのお話で、白馬に乗った王子様(いわゆるバブル時代の3高、高身長、高収入、高学歴)を射止めるには、計算上(T.Mさん推測)ごくわずかな確率という事を、ユーモアたっぷりな様々な仮説をふんだんに取り入れ、楽しく自論されました。

ワークショップ
R.Tさん
タイトル:「今後の教育セッションおよびメンター制度について」
スピーチ時間:10分

問題的
① 最近の我々クラブの傾向として、新しい方が入会して頂いても、数回参加されてその後、中々顔を出して頂けない傾向がある。またベテラン会員も最近スピーチをされない方が多く、スピーチされる方が毎回、限定的になっている。
② Pathwaysが、各個人の目標と合わない場合もあり、また内容も難しい項目も課せられるので、次のスピーチ目標として進まない場合がある。

対策として
① Pathwaysの代わりに、以前使用されていたACマニュアルを使用しても良いことに役員会議で決定された。ACマニュアルは入門編としては非常に分かり易い構成となっているので、こちらを利用しても進める事も可能に。
② メンターと一緒にPathwaysを進めていく、目標の設定も明確にする。メンター制度がうまく機能していないので、対で自己紹介をして、「ほう・れん・そう」もしながら、メンターがフィードバックする。また最初のアイスブレークスピーチもメンターが一緒になってスピーチのサポートをする。

日本語の論評
一人目のT.Mさんへの論評は、いつも軽快に鋭く尚且つユーモアたっぷりに論評されるA.Oさん。時間内で論評者に対するグッドポイントとスピーチを更によくするため提案をしていました。

文法報告(N.H)と総合論評のM.Aさんによる論評者に対する論評と日本語の部の振り返りを頂いて、日本語の部は終了しました。

続いて英語の部

英語のworld of the evening was “Sustainable”. (T.H)
日々NHKの実践ビジネス英語を聞いているので、そこから最近のモーリシャス沖でタンカーが座礁した環境問題から、この言葉を選択しました。

役割紹介は日本語の部で済んでいるため、割愛します。

英語の準備スピーチ
1st Speaker J.Sさん
Pathways: “Engaging Humor”
Lv.1: Icebreaker
Speech title “SMART”
Time: 4 to 6 minute

J.Sさんは長くこちらのクラブに在籍されておりますが、ACマニュアルからPathwaysにスイッチされました。新しくPathwaysを選択されますと、経験のある方も最初のステップはIcebreakerの内容となります。

タイトルの”SMART”の頭文字をそれぞれ取って、①Smile, ②Motivate, ③Applause, ④Respect, ⑤Thank you という内容でご自信のパーソナリティーと生き方を皆の前で、説得力のあるプレゼンをしてくれました。

テーブルトピックスのコーナーは、R.Kさんが担当してくれました。
Q1: Please make a plan next speech, and when it will be?
H.Yさんがお答えして頂き、次回の例会で英語スピーチをして頂けるとのことでした。

Q2: How are you trying to enjoy this irregular summer?
ゲストのF.Gさんがお答えして頂き、このコロナ禍状況の夏休み期間でも、趣味の読書や新しいゲーム(Microsoft)をしながら、気分転換に心掛け楽しむようにしているそうです。1点、気にしている事がステイホームで光熱費が高くなっている事でした。

Q3: You are assigned on-line or hybrid meeting as a host. What kind of things do you organize for the meeting?
ゲストのIさんがお答えして頂き、東京インタークラブメンバーの誕生月を祝うイベントを例会に付け加えたいとおしゃっていました。

英語の論評は、
一人目のJ.Sさんへの論評は、H.Yさんが担当しました。

日本語と同様に文法報告は、N.Hさんと英語の部の総合論評をM.Aさんが担当してくれました。

そして、一番のクライマックスである表彰の部です。
今夜のベストテーブルトピックはなんとゲストのF.Gさん、
ベスト論評者はA.Oさん、
ベストスピーカーはT.Mさん

受賞された方、おめでとうございます!

また例会最後に嬉しい発表がありまして、ベストテーブルトピックを受賞したF.Gさんが我ら東京インタークラブに入会し頂ける発表がありました!

今回の例会は別のクラブから数名のご参加、ならびにゲストも4名のご参加もあり、コロナ禍のこのようなスタイルでの例会になりますが、各個人の目標を持って、今の時期だから出来る(時間が作りやすい)スキルアップの一環で、スピーチスキルを磨きたいとトーストマスターズに興味を持って頂いているようです。

ハイブリッド方式で(オンライン・会場)双方同時スタートの例会で、どうしても2次元(2つの場所)を同時に進行していくという、テクニカルな設定や環境の慣れもあるのですが、経験する機会を増やす事によっていずれかは克服できると思います。それでは次回の例会も前向きで楽しい例会にしましょう!ではまた。

例会レポート担当:T.H