Meeting Report October 12th, 2022

Meeting Report #411   October12th

今年の秋は、全国のトーストマスターズクラブで論評コンテストが開催されます。当クラブでもその第1段階として、クラブ論評コンテストが開かれました。クラブ代表は→エリアコンテスト→ディビジョンコンテスト→全国コンテストと駒を進めることができます。

トーストマスターズのコンテストの正式なルールは、公平を期すためかなり厳格に決められていますが、最初のクラブコンテストだけは自由な選抜方法も認められています。なかなか完全に開催するのは難しいのですが、ここは立候補いただいた2名の出場者(コンテスタント)のエリアコンテストに向けての練習・応援になるように、また、クラブメンバー全員のコンテスト運営の経験値を上げるため、正式なルールにできるだけ近づけて開催しようと、準備委員会のNさん、Oさん、Hさん、Kさん、Aによる綿密な準備が進められてきました。

そして今晩はいよいよ、ゲスト3名も迎えまして、華々しくクラブ論評コンテストが始まりました!司会はコンテスト委員長Nさん。今回当クラブのオンライン論評コンテストに合わせて修正を重ねたスクリプトに沿って、開会の宣言、コンテスト役員紹介、重要事項説明、Oさんによるコンテスタントや審査員の資格審査報告・・・、着々と、涼やかに、進められました。

論評コンテストは、テストスピーカーのスピーチに対して、本日出場するコンテスタントが論評の質を競います。オンライン開催なので、前に出場するコンテスタントの論評が聞けないようにブレークアウトルームに移ったり、戻ったり、審査員は審査票を別途メールで送ったり確認したりと、公平になるように、また審査の漏洩事故の無いように、なかなか忙しい操作もありました。

論評対象となるテストスピーチは、同じエリアの桜坂トーストマスターズクラブからのゲストYさんが登壇してくださり、3名のコンテスタント(1名は非公式)が順に出てきてスピーチ論評を行いました。

(詳細はコンテストなので残念ながら書けません!)

いやぁー―――、流れとメリハリのあるストーリーから聴衆の行動を促す素晴らしいスピーチに対し、3人3様の論評はそれぞれの個性が色鮮やかに際立ちました!一つのスピーチを、俯瞰して分析する論評、価値を味わう論評、さらに高みに向ける論評…、それでいてどれもスピーカーを尊重し力づけるあたたかな論評が揃いました。圧巻!

インタビュー、結果発表と続き、最後にゲストコメント。

桜坂TMC会長のIさんからは、こうして正式ルールに近づけて開催していること自体の価値を称賛していただきました!またテストスピーチをいただきましたYさんからも論評への「お返しコメント」が丁寧にいただける貴重な機会となりました。また、もうお一方、リーダーシップTMCからのゲストEさんからも、当クラブ珠玉の論評者たちへ、本質を突く、温かくも鋭いご感想をいただきました!ありがとうござました。また是非、ゲストに遊びに来て下さい。

コンテストスタッフの皆さん、コンテスタントの皆さん、ゲストさん。全ての方にとって、本日のクラブコンテストが記憶に残る素晴らしい学びの機会になったことを確信しました。論評とは、「トーストマスターズにはなくてはならないもの」と少し前のクラブ論評ワークショップでTさんが仰っていましたが、その価値を再認識いたしました。

エリアコンテストは11月12日です。クラブ代表のMさん、Kさんが、スピーカーのみならず全ての参加者に、愛と勇気と希望(アンパンマンか!?)を与える姿を楽しみにしております!!

記録:MA